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竹内 末広; 石井 哲朗; 松田 誠; Zhang, Y.*; 吉田 忠
JAERI-Conf 95-021, 0, p.194 - 196, 1995/10
原研東海研では、タンデム加速器のブースターとして開発・建設してきた46個の超電導空洞から成る位相独立調整型リニアックが完成した。SiからAuまでの多数の元素のイオンを加速し良好な結果を得たので、総括的な報告として、ブースターの概要、冷却系の構造と性能、超電導空洞の性能、ビーム加速における空洞の位相の調整方法等を説明した上で、加速テスト結果を述べている。
横田 渉; 奈良 孝幸; 齋藤 勇一; 石井 保行; 荒川 和夫; Wu, Y.*
JAERI-Conf 95-021, 0, p.49 - 51, 1995/10
金属・固体の多価イオン生成を主な目的としたCRイオン源を建設し、昨年6月よりイオン生成試験を開始した。本ECRイオン源は、18GHzのマイクロ波周波数と、1.4Tの磁場を用いているのが特徴である。これまでArイオン生成によりイオン源の性能を高めるための改良や調整を行っている。現在、Arまでのイオンを確認しており、これまでの改良内容とイオン源の性能について報告をする。
上松 敬; 荒川 和夫; 奥村 進
JAERI-Conf 95-021, 0, p.433 - 435, 1995/10
サイクロトロンのビーム軌道可視化調整技術の開発は、サイクロトロンの設計に用いた計算コード等により、多変数操作空間における最適値の探索を行うとともに、ビーム軌道等を模擬し、実運転に反映させる新しい加速器制御技術の手法を開発することを目的としている。主な機能はビーム軌道の可視化、パラメータ設定可能領域表示とビーム調整履歴の表示である。計算上の軌道と実ブーム軌道の差の要因を検討した。中心領域では、実運転と計算上のビーム軌道は比較的一致した。引出し領域では、本システムの軌道モデルと実軌道から求めたエネルギーを比較し、その補正方法を検討した。
荒川 和夫; 中村 義輝; 横田 渉; 奈良 孝幸; 上松 敬; 奥村 進; 石堀 郁夫; 福田 光宏
JAERI-Conf 95-021, 0, p.32 - 34, 1995/10
JAERI-AVFサイクロトロンは、ファーストビームの加速以来、10000時間以上にわたって各種のビームを研究利用に提供してきた。これまで加速したイオン種についての入射効率、引き出し効率および輸送効率と加速モードの関係について述べる。また、イオン入射系のPチョッパーと外部ビーム輸送系のSチョッパーを組み合わせた単一パルスの生成実験、ビームエネルギーの絶対値測定実験、およびECRイオン源による金属イオンの生成実験結果等を含めて、サイクロトロンの現状について報告する。
奥村 進; 福田 光宏; 石堀 郁夫; 上松 敬; 横田 渉; 奈良 孝幸; 中村 義輝; 荒川 和夫
JAERI-Conf 95-021, 0, p.150 - 152, 1995/10
サイクロトロンで加速されたパルスビームは飛行時間測定実験や時間分析実験に使用されている。このパルスビームの時間幅や間隔を調整するためにはパルスビームを直接検出する必要がある。また、パルスビームのトリガー信号は各実験で必要とされている。このため、ワイヤとフォイルをビーム中へ挿入して生成された二次電子や光子をマイクロチャンネルプレートで増幅してパルスビームを検出するモニターを開発し、45MeV H及び260MeV Neビームを用いてテストを行った。その結果、パルスビームに対応した高速トリガー信号が生成でき、1n秒以下の時間分解能でパルスビームの時間スペクトルが得られた。
岡田 漱平; 金子 広久; 河裾 厚男; 益野 真一*; 須永 博美; 滝沢 春喜; 四本 圭一
JAERI-Conf 95-021, 0, p.422 - 424, 1995/10
100MeV、100kW級の電子リニアックを用いて高強度単色陽電子ビームの発生と多分野への利用を目指すポジトロンファクトリー計画について、ターゲット(電子/単色陽電子変換部)などの要素技術の研究開発の現状を報告する。また、ポジトロン利用技術の開発のため先行的に進めているMeVパルスポジトロンビーム形成の現状について、イオンビームを利用した陽電子内部線源法の技術開発と関連させて報告する。
花島 進
JAERI-Conf 95-021, 0, p.436 - 438, 1995/10
原研タンデム加速器の制御は旧来のミニコンピュータを使った制御システムに変えて、新しく開発された制御システムによって行われている。新システムはトランスピュータと呼ばれる並行処理用のプロセッサを複数使い、並行処理用の言語で記述されたプログラムで動く。新システムは1992年より稼動しており、現在も開発を続けている。本報告ではシステムの概要と開発の現状を報告する。
福田 光宏; S.Adam*
JAERI-Conf 95-021, 0, p.344 - 346, 1995/10
サイクロトロンにおけるビームシミュレーション計算コードに輸送行列を用いた新しい手法を導入した。計算にあたっては、サイクロトロンをいくつかのセクションに分割し、各セクションの境界における平衡軌道のデータテーブルを基にして粒子の運動を解くという手順を採用している。データテーブルには、ベータトロン振動の特性が含まれており、この新しい概念においては、1つのセクションが3つの薄レンズと2つのドリフト空間から構成され、輸送行列はその薄レンズの集束強度で表されている。この概念により輸送行列の4つの要素が物理的意味を持つ3つの独立変数で表されることになり、しかも常に行列式が1となることからリュービルの定理も完全に満たされるという利点も持っている。この概念を導入することにより輸送行列を用いた従来の軌道計算が、計算精度及び物理系意味の付加という点において格段に進歩した。